株主優待 クロス取引
株主優待ってご存知ですか?
TV「月曜日から夜ふかし」で投資家の桐谷さんが取り上げられ、全力で自転車をこいでいる様子が印象的でしたね。
何か(プレゼント)もらえるんでしょ?でも株ってリスクがあって怖いんじゃないの?って思っている人も多いのではないでしょうか。
でも実は、簡単なんです。
株を保有する場合、安く買って、高く売って儲ける。
また、優待をもらうには、長期に渡って保有しなければいけないのだと思っていました。
実は、違うんです。
儲けることを目的とせず、株主優待だけをうまく取得できる方法があるんです!
クロス取引を紹介する前に、まずは株取引の用語について確認しましょう。
・株とは、企業が会社を運営するために、資金を集めるためのもの。 株を保有している人を株主といい、会社の経営に参加できる。 ・配当とは、株数に対して、企業の業績に応じてもらえるもの。 ・株主優待とは、企業が株を保有してくれてありがとうという気持ちを込めてプレゼントしてくれるもの。 なぜ、わざわざお礼をしてくれるかというと、できるだけ多くの株主を作りたいから。企業は大株主に乗っ取られるのを避けるために、小株主を多く獲得したいので、株主優待をプレゼントするんです。 ・権利確定日とは、株主名簿が作成される日。 極端に言えば、この名簿が作成される日だけ株を保有していれば、株主として認められる 株主として株主名簿に記載されるためには、購入後3営業日の期間が必要となります。ですから、優待や配当などの権利を得るには権利付き最終日(=権利確定日の3営業日前)までに購入。必要があります。 例えば 27日(月) 28日(火)権利つき最終日(この日までに株を取得) 29日(水)権利落ち日(株を手放してもOK) 30日(木) 31日(金)権利確定日 ・信用取引とは、文字通り自分を信用し取引をすることで(現金や株を担保とする)、担保の約3倍の取引を行うことができます。 信用取引の中は、2種類に分かれます。中でも一般信用制度売を利用します。(制度信用売は思わね費用がかかる場合があるため。ここは難しいので、一般信用制度売が良いと覚えてください。) ・株式市場が開いている時間は、午前、午後にわかれます。 前場 09:00から11:30 後場 12:30から15:00 ・品渡(現渡し) 信用取引の決済方法のひとつで、売り建てた株式を決済するときに、買い戻しにより差額決済するのではなく、手元にもともとある、または他の方法で取得した同銘柄・同株数の株式を差し入れて決済すること。 |
難しい用語の説明ばかりになりましたが、何となくご理解頂けたでしょうか?
ここからは、私が利用しているカブドットコム証券を用いて説明します。
準備 ①カブドットコム証券の口座を開設する。(ハピタス) ②入金する。 ③どの株を買うかを決める。 |
手順 ①19時~20時の間に購入希望する株の抽選に参加する。 (人気のあるものは、抽選。抽選の必要がない場合もあり) ②抽選に当選した場合は、一般信用制度売(制度信用ではない。ここポイント)を活用し、売りを行う。 ③その後に、現物買いを行う。売り➡︎買いの順番です。 ④権利落ち日に、品渡を行う。 |
注意事項
・一般信用制度売を活用するには、保証が必要
・一般信用制度売ができるのは、5社で、中でもカブドットコム証券、SBI証券、松井証券が有名。特に、カブドットコム証券は、一般信用制度の銘柄が多いのでオススメ。
・株を買うための、お金が必要。
・売り・買いの手数料がかかる。
・株主優待が届くのは、後日。すぐにはもらえない。
用語がたくさん出てきたので、難しかったですね。
なんとなくでもイメージができたでしょうか?
最後にもう一度まとめておきます。
まとめ ・株主優待をうまく取得する方法は、優待クロス取引(つなぎ売り) ・一般信用制度売を利用するために、カブドットコム証券、SBI証券、松井証券の口座を開設 ・手順は、(抽選➡︎当選➡︎)売り(株の空売り)➡︎買いの同時注文 ・権利落ち日に、品渡を行う。 ・一般信用制度売を利用するには、手数料がかかる。 |
詳しくは、カブドットコム証券に載っているので読んでみてください。
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